てぬぐい制作プロジェクト(勝手に命名しました)の続編です。 前回はざっくり、デザインを作って、てぬぐい業者さんに問い合わせを したところまででした。 今回はそれからのことです。 前回、模様が細かいという指摘をいただき、 […]
てぬぐい制作プロジェクト(勝手に命名しました)の続編です。
前回はざっくり、デザインを作って、てぬぐい業者さんに問い合わせを
したところまででした。
今回はそれからのことです。
前回、模様が細かいという指摘をいただき、
そういえば、注染(今回のてぬぐいでやる染の技法)って
あんまり細かい模様って出せなかったなと、大学時代の遠い記憶を
掘り起こしてみました。
大学で染め物の勉強をしていましたが、あまりに昔のことで
すっかり忘れていました。
そういったわけで、デザインをなおしました。
業者さんが2mm以下の線はうまく出ないというアドバイスを
くださったので、イラストの線を全体的に太くし、それによって
絵柄がつぶれないように、模様自体を大きくしました。
あと、あってもなくてもどっちでもいい形はなくしました。
そうすると、前よりシンプルでスッキリとしました。
デザインに関していつも思うのは、余計な形や要素はいらないな
ということ。あってもいいけど、なくてもいいというものは
結局いらないということだなと思います。
シンプルなものが一番美しいと思います。
こちらを入稿データとして、再度、てぬぐい業者さんにおくりました。
すると、再度、アドバイスが!
ひらがなの濁点が細かいのでうまくでない可能性があるとのこと!
確かに!さすが!
というわけで下のように、あえて濁点をくっつけるデザインに
変更しました。
もし、このてぬぐいを手に取ってくださる方がいましたら、
そこも見ていただけると、うれしいです。
無事に入稿も終わりました。
7月の半ばに完成です。
楽しみです。