久しぶりに学生のころの新鮮な気持ちを思い出しました!
先日、てぬぐいの製作をしているとき、インターネットでいろいろ調べていたら 柚木沙弥郎(ゆのき さみろう)先生の展示が青山のスパイラルホールでやっていることを 知りました。 先生と書いたのは、柚木先生は女子美術大学で工芸科 […]
先日、てぬぐいの製作をしているとき、インターネットでいろいろ調べていたら
柚木沙弥郎(ゆのき さみろう)先生の展示が青山のスパイラルホールでやっていることを
知りました。
先生と書いたのは、柚木先生は女子美術大学で工芸科の教授をされていて
長年、女子美の学生に染色を教えていらっしゃたのです。私も女子美で染色を専攻していましたが
直接、習ってはいません。私の先生が、柚木先生に教えていただいていたので、
私にとっては大先生というような存在です。
女子美で学んだ、生活の中の美という考えは、いまでも私にとって一番重要な部分となっています。
それから、たまたま、今日、展示を見に行こうと思っていたら、Eテレの日曜美術館で
柚木先生の特集をやっていました。
なんという偶然!神のお告げかなにかかと思いました。
その中で、さらにびっくりしたことがありました。
柚木先生が染色をやるきっかけになったのが、倉敷にある大原美術館である型染めをみたことが
きっかけだということをおっしゃっていたのです!
実は、私も美大にいくために勉強することが嫌になっていた時
高校の修学旅行で、倉敷の大原美術館で古い壷をみて、漠然とこういう美しくて人の役にたつものを
作ることがやりたいなと思ったということがあったので、本当に驚きました。
スパイラルの展示はやはり、とてもよかったです。シンプルで大胆、そしておおらかな模様。
大きな紙にのびのびとした表現がされていて、
素直に、あー、いいなあって思えるものでした。
今朝の日曜美術館のなかで、先生が「うれしけりゃいいんだよ」とういようなことを
おっしゃっていたんですけど、本当に見ていて、ただうれしくなるような感じがしました。
それも見に行こうと思っています。
今日はもう一つ展示を見たのですが、その話はまた今度にします。